2020年はあっという間に過ぎていきました。
ステイホームの期間中は過ごしやすい季節なのに前代未聞の出来事が起こり、
どこかに行くことも、またそんな気も起きずステイホームしていました。
私はなぜかカステラ作りに没頭しており、何度も何度も作ってみました。
ただ奥が深すぎるのと、季節が夏になってくるとそれもいつしか止めてしまいました。
秋が来ると、世の中が何となく「かつて」に戻り始めて打合せも始まりました。
そして待ちに待った披露宴も再開できました。
でも披露宴は今まで通りではありませんでした。
たくさんのお願い事を新郎新婦やお越しのお客様にしなければなりません。
今までだと二人の入場を今か今かと待つニコニコ笑顔ばかりだったのに、今はお願い事のアナウンスに
皆様がはっと我に返るのに気づきます。
披露宴が再開する前はこのようなアナウンスをするとお叱りを受けるのではないか、と考えたりしましたが
皆様何かしらの心配をお持ちですので、このアナウンスが安心を生むのだと実感もしました。
ただいろいろと変わってしまいましたが、披露宴は幸せな時間ということは変わっていません。
今は家族中心での披露宴を選ばれる新郎新婦様が多いですが、参加できなかった方々からの
おめでとうの声も届くし鳴りやまない拍手で会場はいっぱいです。
思い描いた披露宴のカタチとは違っても結婚式が創り出すあの幸せの時間は変わっていません。
まもなく2020年に幕がおり、2021年がやってきます。
私たちはまた博多百年蔵で披露宴のお手伝いを続けていきます。
お二人とご家族の希望に沿えるように、一緒に考えて二人だけの素敵な時間にしていきたいです。
私たちは新郎新婦のゲスト代表の気持ちで、そして家族代表の気持ちで披露宴をお手伝いしています。
この気持ちも変わりません。
2020年もたくさんの幸せの時間に立ち会えたことに感謝しております。